画家の東山魁夷さんに触発されて

画家の東山魁夷さんの文章に、「一期一会」という言葉が出てきます。
それは、京都の観光地の桜と満月を一枚のキャンパスに描く苦労を綴った文章で、中学の国語の教科書に掲載されるほどの名文です。
この文章を読んで以来、「満月と桜」或いは「満月と○○」というモチーフの写真を折に触れては撮ってきたのですが、なかなか上手くいきません。
理由ははっきりしており、満月と桜やそれ以外の被写体とでは、露出が合わないからです。
それは明るさに10万倍以上の開きがある為で、ストロボを焚いても同時には綺麗に写らないのです。
しかし、この数年で大きく事情が変わりました。
なぜなら、HDR(ハイ・ダイナミック・レンジ)撮影という技術が登場したからです。
HDR撮影とは、合成撮影の一種で、極端に明るさの異なる被写体をそれぞれ別のタイミングで写し、その2つを不自然にならないようにデジタル合成してくれる技術です。
この技術を使うと、「満月と桜」や「満月と紅葉」といった写真が、簡単に作れてしまいます。
しかし、人間の目のように明るい所と暗い所を同時に撮るまでには、まだ至っていません。
技術の進歩がもっと進めば、東山作品の絵画のような写真を素人でも撮れるようになるでしょう。

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